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"Once nurse,always nurse!"

アメリカのナースの一日 - その4

2005年 4月23日

カルテの記入が一段落したその後、大事なお仕事がもう一つ。それは、以前にもお話した、患者さん一人一人の薬のプロファイル(MAR:Medication Administration Record)の確認です。

大体夜中12時を過ぎたぐらいになると、薬局から翌日分のプリントアウトされたMARが送られてきます。ナースの仕事は、その新しいMARに記載されている薬の名前、投薬量、頻度等を医師のOrderと照らし合せて確認することです。

大体は、その日の分のMARと新しいものを照らし合せて確認できるのですが、時にプリントアウトされていない新しい薬の指示が出ていたり、投薬量や頻度に疑問点があれば、その都度医師のOrderを再確認します。最悪の場合、真夜中に医師に電話をして確認しなければいけない羽目になることも・・。

誰もが真夜中過ぎに1分で終わる内容のために、電話でたたき起こされるのはいやなもんですよね・・(笑)。電話口で怒ってどなる医師も実際にいます。患者のために我慢我慢・・忍の文字が心に浮かびます。

私の病院では、医師のOrderはまだ手書きです。きれいにわかりやすくかく医師もいれば、それこそミミズの這ったような字、ミミズ以下? とさえ思う字を書く医師もいます。できるだけそれを自力で解読しようと日々努力していても・・・難しい。

特に英語が母国語でない私には、厳しいときがあります。その時にはベテランのナースやUnit Clerk(事務員)に必ず聞きます。Unit Clerkは大体、たちどころに教えてくれます。彼らは医師のOrderをコンピューターに入力したりというのが主な仕事なので、それぞれの医師の字のくせを熟知しているんですね。ちょっとした読み違い、思い込みが医療事故につながりかねないので、十分に注意を払う必要があります。

このMARの確認に思った以上に時間がかかります。何とかそれも終わるのが大体午前3時過ぎ。ここで休憩を取るのが私の習慣です。30分の休憩には外に行って気分転換したり、同じフロアーにある小さなチャペルで睡眠をとったり、夜食を食べたり・・・。唯一リラックスできる時間です。

この後はナースステーションでカルテの記入の続きをしたり、朝6時の投薬の準備などをしながら、比較的のんびりした時間が続きます。みんなあちこちで話し込んでたり、雑誌を読んだり、寝てたりなど、さまざまです。

大体5時半ぐらいから患者さんの部屋を周り、投薬をしたり最後のカルテ記入などをします。ここから朝7時まではラストスパート、あっという間に過ぎていきます。7時には日勤のナースがやってくるのでそれまでに申し送りの内容を整理し、自分の仕事は終わらせます。

自分が申し送りをするナースを見つけ、申し送りを済まし、7時半過ぎにはフロアーを出ます。眠い目をこすりつつ帰宅の途へ・・。これが私の一日なのでした。

ライター: ちなみ